持効性注射剤(LAI)とは

 持効性注射剤とは剤形のうちの一つです。剤形とは薬の形であり、粉薬、錠剤といった内服薬や貼り薬、塗り薬などの種類があり、そのうちの「注射剤」という薬の形になります。持効性注射剤は、2~4週間に一度の頻度で患者さんに注射をすることで一定の効果が持続します。LAI(Long Acting Injection)、デポ剤とも呼ばれます。精神科領域では抗精神病薬という統合失調症の治療薬のLAIが用いられています。

LAIの意義

 統合失調症の患者さんは全人口の1%程度いるとされています。10代後半から20代にかけて罹患しやすい病気であり、慢性的な経過をたどることもあって、長期的な治療が必要とされています。その治療は抗精神病薬を用いた薬物療法が中心となります。